英語の発音が驚くほど改善される誰でもできる簡単な勉強法
英語を上手く発音できたらかっこいいと思って勉強してるけど、なかなか上達しない。
そもそも勉強法が間違っていると考えたことはありますか? 私が英語の発音が上達する意外なほどシンプルな方法を紹介します。
英語の発音を鍛えるのにありがちな失敗例
おそらくほとんどの方は、発音記号や、舌の動きを表した図などを見て発音練習をしているでしょう。また、「R」と「L」、「V」と「B」などの発音の違いを意識して発音するよう、さんざん言われてきたと思います。
そんなものは頭から完全に消し去ってください。とてつもない遠回りです。
なぜか?
英語圏で生まれた赤ちゃんが、発音記号や「R」と「L」の発音の違いを意識したから英語が話せるようになったと思いますか? そんなことはありません。
みんな両親や周りの人の言ってることを聞き、マネをすることによって話せるようになったのです。
英語の発音上達のために絶対必要なこととは?
英語の発音を上達させるためカギは、正しく発音するための口周りや頬、あごの筋肉を鍛えることです。日本語と英語の発音するときに必要な筋肉は全く違います。
とにかく『オウム返し』をすること!
ネイティブの英語をひたすらマネし、オウム返しを繰り返すことで自然と必要な筋肉が付いてきます。
思い出しませんか?
お母さんが言っている言葉を、赤ちゃんがそのまま繰り返しているだけの光景。
それを継続することにより、話せるようになります。
勉強法のポイントは2つ。
1. 自分の習得したい発音を見極める
まず、どこの地域の英語の発音を習得したいかを決めてください。
メジャーなもので言えば、イギリス英語とアメリカ英語があります。
また、どういった状況で自分が英語を使うのかを考えてみてください。
英語といっても、ビジネス英語、カジュアル英語で使われている英単語や英語表現が違います。
実際に使うであろう単語やフレーズを練習しておきましょう。一度も声に出したことのない単語を発音するのはネイティブでも至難の業です。
次は、、
2. 教材選びで失敗しない
以下三つの基準にそって教材を選んでください。
a: DVDなど、視覚的にも情報が入ってくる媒体を選ぶ
発音と話し手の表情を一致させることができるものを選ぶと、より上達が早まります。
たとえば、、
「Thank you.」
と言っていても、喜んでいるのか、怒っているのかは、表情などを見なければわかりません。喜怒哀楽に合わせた発音を習得しましょう。
b: 字幕のあるものを選ぶ。
ネイティブの英語をオウム返しするにあたって、今自分が話している内容が把握できていた方が効率的ですし、後に繋がります。何よりやる気が出ます。
c: 何度も繰り返し見れらるものを選ぶ
1回で終わらせてしまうと、内容も分からず、身に付きません。
2度目、3度目に気が付く細かい発音の違いが、ネイティブの発音へのカギです。
好きな海外映画の英語をすべて理解できたら、その映画の良さがさらに理解できていいかもしれませんね。
「なぜこの教材なのか。」を理解することが大事です。
ではこれから具体的にトレーニング例を紹介していきます。
英語の発音トレーニング例
今回は「アメリカのビジネス英語の発音」にフォーカスして発音トレーニング方法を紹介します。
ビジネス英語であれば、やはりニュースです。
CNNなどの大手ニュース番組であれば、YouTubeに字幕と一緒に投稿されていることが多いので活用しましょう。
超カンタン3ステップ
- YouTubeに行き、「(自分の見たいニュース番組)+Subtitles」と検索。
- 英語字幕を見ながらニュースキャスターの言うことをそのままオウム返し。
- 同じ動画で同じことを繰り返す。
「やった」という自己満足で終わらせないことが大切です。
いかがでしたでしょうか? 1ヶ月でムキムキマッチョになれる人がいないのと同じで、発音も上達に時間がかかりますし、1回上達したからといってもう練習しないでいいということはありません。根気よく頑張りましょう。