ヒップホップでよく耳にする「a.k.a.」ってどういう意味?
洋楽を聴いていると「a.k.a. ◯◯. 」という言葉を耳にした事があると思います。
今回はこの「a.k.a.」の意味と使い方を紹介します!
a.k.a.ってどういう意味?
「a.k.a.」は「also known as」の略語です。
「also known as」は、「~としても知られる」や、「またの名を」という意味です。
人が名乗る時に、ニックネームや結婚前、結婚後の名前を付け加えて言いたい時などに使います。
また、友達同士だと冗談として自分の面白い情報などを伝えたい時に使われます。
よくある使い方と解釈の仕方
それでは実際の使われ方を見てみましょう。
例:
Elizabeth M. Snodgrass, a.k.a. Liz Snodgrass, a.k.a. E.M. Snodgrass, a.k.a. “Snuffy the Snod”.
この人の名前は「Elizabeth M. Snodgrass」が正式な名前です。
2番目には「Elizabeth」が「Liz」に省略されています。「Elizabeth」という名前は「Liz」や「Beth」という愛称で呼ばれることが多いので、私はこうも呼ばれているんだよ~という情報です。
3番目の「E.M. Snodgrass」はアメリカやイギリスでは名前の頭文字を名前として使っているので、自分もこの名前で名乗っている時があるよ、という意味です。
ハリーポッターの作者の名前も「J.K. Rowling」という略で表記されていますね。ちなみに、彼女の本名は「Joanne Rowling」で、本の主な読者となる男の子が女性作家の作品だと知りたくないだろうと心配した出版社が、イニシャルを用いるように求めたためにつけられたものだそうです!
4番目の「”Snuffy the Snod”」は、””で囲まれていることから分かるように、あだ名です。
「Snuffy」は「ふさふさ」といったニュアンスがある言葉で、「Snod」は「えせインテリ」という意味があります。
実際に使ってみよう。インスタント・メッセージでの例
それでは実際に「a.k.a.」を使ってみましょう!
あだ名だけではなく、自分を形容するキャッチフレーズや役職(希望、願望でもok!)を入れるのもありです。
例:
Takeshi: Hey. This is Takeshi, a.k.a. “Random Cool Guy from the Bar”.
訳:やあ、たけしだよ、またの名を「バーで会った行き当たりばったりのイケてる男」。
Rachael: What’s up, Takeshi. It’s Rachael, a.k.a. “I Am Not Interested”.
訳:元気、たけし。私はレイチェル、またの名を「あなたに興味なし」。
上記の例では、バーで知り合ったタケシをレイチェルが「a.k.a.」を使ってうまくフっていますね。
「a.k.a.」には今回紹介したようにメッセージを入れたりと様々な使いかたがあるので、楽しんで使ってください。 ただしカジュアルなメッセージの時のみです! 間違ってもビジネスメールなどでは使わないようにしましょう。