暗記ではない?基本英文法のS (すごく) V (便利な) O (覚え方)

勉強法まとめ
2015.08.13

ラップで楽しく英文法の基本を覚えよう!

英語を学ぶ上で押さえるべき基本のひとつに、英文法の基本の5文型があります。この5文型はリーディングだけではなく、ライティングやスピーキングにも必要な英語の4技能の全てに関わる英語力の基盤です。しかし、基本の5文型が重要なことは知ってるけど暗記だけでは理解できない、一度は学校で勉強したけどちゃんと復習したい。そんな方にオススメなのが、バイリンガールChikaさんとCo.慶応さんのラップを駆使して5文型を解説してくれるYoutube動画です! ヨウチェケラ!

いかがでしょうか? 暗記するのが面倒な英文法もラップでリズムに乗れば楽しく勉強できますね!

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基本5文型の確認

それでは、動画で習った基本の5文型をもう少し詳しく解説します。動画を見た後だとより頭に入りやすいと思います。

↓基本の5文型を構成する5つの要素

記号

意味

和訳

S Subject 主語
V Verb 動詞
C Complement 補語
O Object 目的語
M Modifier 修飾語

第1文型【S+V】→Sは(が)Vする

S+Vだけで意味が通じる文を第1文型と言います。
しかし、SとVだけでは正確な意味を伝えるのは難しいので、場所や時間などの情報が付け加えられます。SとV以外の部分は全て修飾語(M)になります。

I go. / 私は行く。  

→文として成り立つが詳細が全くわからない。

I go to school with him every day. / 私は毎日彼と一緒に学校に行く。

→〔to school with him every day〕の部分は修飾語(M)です。

第2文型【S+V+C】→SはCである(になる)

Vのすぐ後にSについて表すCがある文を第二文型と言います。
補語として使えるのは形容詞と名詞のみであり、S(主語)=C(補語)が成立します。

I am a university student. / 私は大学生だ。

→I (私) = university student (大学生) が成り立ちます。

He became a teacher. / 彼は先生になった。

→He (彼) = teacher (先生) が成り立ちます。

第3文型【S+V+O】→SはOをVする

SとVの後に「〜を」や「〜が」にあたるOがあってはじめて文が成り立つ文を第3文型と言います。
第2文型【S+V+C】と異なり、S=Oは成り立ちません。

He plays the piano. / 彼はピアノを弾く。 

My mother likes an apple. / 私の母はりんごが好きだ。

第4文型【S+V+O+O】→SはO(人)にO(物)をVする

「SはO(人)にO(物)をVする」という目的語をふたつとる動詞によって形成される文を第4文型と言います。
ふたつある目的語のうち、ひとつめO(人)を間接目的語、ふたつめのO(物)を直接目的語と呼びます。また、第4文型はtoやforなどの前置詞を付け加えて第3文型に書き換えることができます。

第4文型をとる動詞

【give】
He gave her a present. / 彼は彼女にプレゼントを挙げた。

→第3文型に変換
He gave a present to her.

【tell】
My friend told him a secret. / 私の友人は彼に秘密を告げた。

→第3文型に変換
My friend told a secret to him.

【buy】
My father bought me a toy. / 私の父は私におもちゃを買った。

→第3文型に変換
My father bought a toy for me.

第5文型【S+V+O+C】→SはOをCにする(Cと呼ぶ)

「SはOをCとVする」というOの直後にOの内容や性質、状態などを説明するCが来る文を第5文型と言います。
第5文型ではO=Cが成り立ちます。

第5文型をとる動詞

【make】
He made me angry. / 彼は私を怒らせた。

【call】
My mother call him Tom. / 私の母は彼をトムと呼ぶ。

【find】
I found it true. / 私はそれが真実だとわかりました。

英語の基本の5文型をしっかり押さえることは、長くて複雑な英文を理解するときだけではなく、ライディングやスピーキングの場面でも必ず役に立ちます。もし英語学習で困った時には一度、基本の5文型を振り返ってみましょう!

学校で習った英文法をすっかり忘れた人がラクに復習できる参考書

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