日本初!?高校生による高校生のためのオンライン英会話徹底比較!

勉強法まとめ
2015.11.09

この記事は、オンライン英会話のサービスを実際に複数受講し、比較した記事です。ただし、よくある比較サイトの記事とは一味違います。

なぜなら、記事を書いているのが高校生だからです!!!!

私は、神奈川県に住む高校一年生です。海外に住んだ経験はありませんが、英語は好きな科目です。私の高校では、Skypeを使った英語授業を一週間に数回行っています。その授業が面白かったので、自宅でもやってみようと思い、オンライン英会話について調べてみました。

記事をオンライン英会話比較を書こうと思った理由

世の中にはさまざまな比較サイトがありますが、オトナ目線のものばかり。われわれ高校生にとっては、オトナの皆さんのようにビジネスで役に立つ英語かどうかは関係ありません。高校生にとってどこの会社がプラスになるのか、高校生である私が実際に体験した感想を紹介していきます。

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サービス別の比較

体験したのはレアジョブ、レアジョブ中高生向けコース、DMM英会話、Bizmates、Best Teacher、QQ Englishという6つのサービスです。高校生として最も現実的な、毎日25分のレッスンを行った場合の内容や料金を比べました。

レアジョブ

料金:5,800円

講師:フィリピン人講師で、講師数は非常に多いです。

レッスン:初回に実力診断テストを受けられます。レッスンが終わるときに、総括として私の英語に対する駄目出しがありましたが、それは役に立つと思います。

総評:最大手のレアジョブ、一日に何度も広告を目にするので知名度ではNo.1ではないでしょうか。レッスン内に実力を診断されることは自分を客観的に見られるのでよかったと思います。

レアジョブ中学•高校生コース

料金:9,800円

講師:レアジョブの通常コースとの違いは感じませんでした。

レッスン:通常コースよりも使うテキストが簡単でした。講師とテキストについて質問をしあう時間が長かったです。普通のコースとあまり違いを見出せなかったので通常コースで十分だと思いました。

総評:レアジョブが今年10月1日に出した中学•高校生コースです。値段は通常コースより高い9,800円であるにもかかわらず授業内容の差をあまり感じませんでした。これなら通常コースで十分かと思います。

DMM英会話

料金:3,950円(2016年1月より4,950円に値上がりします。)

講師:アメリカ人やカナダ人講師は見つけられませんでした。フィリピン人、セルビア人講師が多かったです。

レッスン:教材はあるのですが、ただ話すだけという感じのレッスンでした。

総評:おぎやはぎの矢作さんが出演している「卵。タメイゴ!」という面白いCMのDMM英会話。今回比較した5社の中で唯一の3,000円台と破格の安さです。無料の教材もあり、楽しそうな雰囲気にあふれていました。しかし、外国人講師と毎日「話す」ためのサービスであり、高校生が英語の実力をコンスタントに上げていくためには向かないと感じました。

Bizmates

料金:12,000円

講師:フィリピン人講師です。私を担当してくれた講師は高校生を相手にレッスンをするのは初めてのようでした。

レッスン:ビジネス向けが多かったですが、高校生でも使えるモノはありました。発音の訂正が多かったです。

総評:ビジネスを意識したBizmates。文法や発音を間違えると、すぐさま指摘してもらえます。高校生相手は初めてだとおっしゃっていましたが、問題はありませんでした。学校の教科書についても教えてもらえるそうです。

Best Teacher

料金:9,800円

講師:アメリカ、カナダ、セルビア、インド、ジャマイカなど多くの国の講師がいました。他の会社では大学生講師が多い中、社会人講師が多く年齢層が高めでした。

レッスン:「話す」「聞く」に加えて「読む」「書く」の指導を受けられることができます。

総評:今回の体験レッスンで最も特徴的だったサービスはBest Teacherです。他社のオンライン英会話とは異なり、読み書きまで教えてくれました。レッスンの前に講師と一緒に『学びたいシチュエーション』の台本を作ります。そして、その台本を使ってレッスンを行うという流れでした。4技能を鍛えられそうです。ただし、他に比べて時間的負担は大きめなので向上心のある人向けだと感じました。

QQ English

料金:7,073円(750ポイント計算、25ポイント講師のレッスンを30回行った場合の料金です。)

講師:フィリピン人講師。25、50、75、100ポイントの講師がおり、優秀な講師ほどポイントが高くなります。)学校の英語の先生みたいな雰囲気でした。

レッスン:日本人には分からない微妙なニュアンスを教えてくれました。学校の英語の授業の延長線にある感じです。

総評:学校の授業の延長線にあるイメージのQQ English、初受講時は日本人によるガイドをレッスン前に受けることができます、ポイント制なので、忙しくてあまりレッスンを受けられない生徒には向いていると思います。

6つの体験授業を通して感じたこと

オンライン英会話は、大きく分けて二つのタイプがあると思いました。一つは受動的なオンライン英会話、もう一つは能動的なオンライン英会話です。

受動的 能動的
レッスン前 準備はいらない 自分で文章を作る
講師とのやりとり Skypeレッスン

Writingレッスン
Skypeレッスン

レッスンを受ける気安さ あり なし
学べるスキル L, S(聞く、話す)

L, S, R, W(4技能)

Skypeレッスン予約まで 予約をしたらすぐに
レッスンができる
自分で文章を作り
Skypeレッスンをする

受動的なオンライン英会話では、教材が与えられた上でSkypeレッスンをするので、生徒が授業準備をする必要はなく、負担はかなり減ります。時間に余裕がない方や、オンライン英会話に“とにかく話すこと”を求めるならばコチラです。今回なら、レアジョブ、レアジョブ中高生向けコース、DMM英会話、Bizmates、QQ Englishが当てはまります。
入門編として英語好きになりたい方や、楽しさを追求する方は価格面や講師のフレンドリーさを考えるとDMM英会話がおすすめだなと感じました。

一方、唯一Best Teacherが該当する能動的なオンライン英会話は、生徒自らが授業を作り出していくというスタイルです。自分から行動を起こさないと、授業すら始めることができません。ボタンをクリックすればレッスンが始まるのではなく、自分で文章を作ってからでないとSkypeレッスンが予約できないのです。
オンライン英会話で全方位的な“英語力向上”を求める方、やる気のある方には、Best Teacherをおすすめします。

 

最後にこれからオンライン英会話を始める高校生へ

皆さん!講師は選ばれた優秀な人のみがやっているので肩の力を抜いて話してください!自分から話を振らなくても講師が話題を提供してくれます!だから安心してオンライン英会話にチャレンジしてください。どこの会社も無料体験を用意しているので、いきなり登録する前に無料体験をするのがオススメです!

はじめはYes, Noだけの会話でも恥ずかしがらないでください。1回1回「今日は自分から質問するぞ」「今日授業で習ったあの言い回し使ってみよう」みたいな感じで目標を作って、英語を自分のモノにしていきましょう!!

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