【要保存】TOEIC初心者が試験前日に確認すべき5つのこと

勉強法まとめ
2015.09.12

TOEIC(R)に限らず様々の試験の前日に、「試験直前はどんな対策をするべきだろう?」と、悩んだことがある人はたくさんいると思います。「試験時間ギリギリまで何かチェックしないと落ち着かない!」「満足に対策できてないけど、点数アップしたい!」そんな人に、TOEIC(R)試験直前に確認すべき5つのことをご紹介します。
筆者はTOEICスコア850点の保持者ですが、直前まで対策できなかった場合でも以下のことを心に刻んで試験に臨んでいます。

1. 持ち物を確認する。

当然の事ではありますが、忘れ物や時間を間違えてしまうと努力が水の泡なので、前日までにしっかり確認するよう心がけましょう。

【TOEIC(R)受験に必要な持ち物リスト】
・ 受験票 
・ 証明写真(裏に氏名と受験番号を記入し、受験票に貼り付ける)
・ 写真のある本人確認書類(運転免許証や学生証等)
・ HBの鉛筆またはシャープペンシル
・ プラスチック消しゴム
・ 腕時計(アナログがおすすめ。針の位置で直感的に残り時間が分かるため)

2. 試験時間を確認する。

【TOEIC(R)の試験時間】

11:45〜12:30 受付(12:30までに受付をしないと試験を受けることができません)
12:35〜13:00 試験の説明・リスニングの音テスト
13:00〜15:00 試験時間〜試験終了
15:00〜15:15 問題用紙、解答用紙の回収
〜15:15 解散

3. TOEIC(R)の鉄則を確認する

迷ったら諦める!
TOEIC(R)はビジネス英語の能力を測る試験ですが、問題数が多いので事務処理能力を測る試験とも言えます。そのため、問題ごとにな時間配分とリズムが点数アップのキーポイントとなります。
リスニングの各問題の回答時間は5〜8秒ぐらいしかありません。その為、ひとつの問題を引きずるだけで、その後の問題に確実に悪影響が出てしまいます。
リーディングの場合も全ての問題の配点が5点なので、語彙問題なの考えても無駄な問題は飛ばしましょう。ひとつの問題でモタモタするのはNG。ひとつの問題に時間を取られると、最後の方の問題は適当にマークするハメになります…。

4. リスニングセッションの基本のテクニックを確認する

ディレクションは読まない、聞かない
ディレクションの時間は問題を先読みする時間に当てましょう。高度なリスニング能力がない限り、問題を事前に確認せずにリスニングするのは自殺行為です。できるだけ問題を先読みしてリスニング中に回答できるようにすると点数アップの可能性が上がります。

・Part1(写真描写問題)→直接的な表現は疑う
Part1は写真を見て、写真についての正しい説明文を選択します。
ポイントは消去法です。ずばりこの答えだ! と思う答えより、明らかに違うものを削除して残ったものが正解となることが多いです。

・Part2(応答問題)→質問文の一言目に集中する
Part2では質問文が流れ、それに対する適切な回答を選択します。
ポイントは音声の始めの部分を集中して聞くことです。基本的に質問文はDo/Does〜?やbe動詞や助動詞から始まる疑問文であることが多いので、yesとnoで答えられる質問か場所や時間を問う5W1Hから問う問題かどうかで選択肢を絞ることができます。ただし、「わかりません」とか、曖昧な選択肢が答えが答えになることもあるので、会話として成り立つか? に注意して聞く必要があります。

・Part3(会話問題)→問題文を先読みしてから問題を聞く
Part3では会話を聞き、その会話に関する4つの選択肢から選びます。
ポイントはディレクション中の問題文先読みです。リスニングで流れるひとつの会話あたりに3つの設問があるので、1つめの解答時間で3つ答える。
書く設問の解答時間は8秒あるので、その時間に次の問題を先読みしましょう。

・Part4(説明文問題)→問題文を先読みしてから問題を聞く
Part4では説明文を聞き、それに関する3つの問いに4つの選択肢から選びます。
ポイントはPart3と同じで先読みです。ひとつの説明文につき3つの設問があります。説明文が流れた後の1つめの設問の音声が流れるときに3つの解答にマークできると理想的です。

5.リーディングセッションの基本のテクニックを確認する

時間配分を確認しておく
TOEIC(R)の初心者の方の中には、リーディングセッションの時間が足りなくなった経験がある人が多くいると思います。なんとなく問題の順番で解いている人は、ここで各partの問題数や理想の時間配分を確認しましょう。

【おすすめの時間配分 ←このペースだと少しだけ時間が余ります。】

Real time Part 形式 問題数 時間配分  1問あたりの解答時間
13:45〜14:00 5 短文穴埋め 40問 15分 約20秒
14:00〜14:06 6 長文穴埋め 12問 6分 約30秒
14:06〜14:36 7 読解(1つの文書) 28問 30分 約60秒
14:36〜14:56 7 読解(2つの文書) 20問 20分 約60秒

・Part5(短文穴埋め問題)→迷ったら諦める
不完全な文を完成させる4択の短文穴埋め問題です。
語彙力や文法を問う問題です。解答スピードが求められます。
暗記したものが答えになることが多いので、分からない問題は飛ばしましょう。
迷ったらそれっぽい答えにマークして、次の問題に進みましょう。

・Part6(長文穴埋め問題)→迷ったら諦める
長文の中にある不完全な文を完成させる4択の長文穴埋め問題です。
Part5と同様に文型やイディオム等の英語の知識が問われる問題なので、わからなければ飛ばしましょう。

・Part7(読解問題)→問題文のキーワードに注目して本文をスキャニングする
Part7はチラシやカタログ、メールを読んで適切な回答を選択する読解問題です。
このpart7はリーディングの中で最も時間をかけるべきPartです。その理由は、Part7の問題は全て問題文の中に答えがあるからです。ここで時間をかける為にもPart5とPart6で最大限時間を短縮させましょう。
Part7のポイントもリスニングと同様に問題文の先読みです。問題文や選択肢を軽く読んだ上で問題文を読むことをおすすめします。その理由は、このセッションの答えは具体的な固有名詞に関わることが多くあるからです。答えになる部分を見つける為にスキャニングをします。スキャニングとは文章の中から特定の情報を抜き出す読み方です。設問にさえ答えることができれば、英文の詳細を理解する必要はありません。

まとめ

いかがだったでしょうか?
TOEIC(R)は時間が命です。なので、問題形式をしっかり確認して時間配分のプランを事前に立てることが重要です。本番は答えを考える時間を時計で確認しながら、テンポよく解答できるようにこころ掛けましょう。
それでは、Good Luck!

 

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